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栞 第8号の発行

栞第8号が完成。

今回もありがたく、表紙と目次の絵を担当しました。

 

皆さん、児童文学の賞をとったり出版してるプロの作家さん。切磋琢磨して出来上った作品集。

 

テーマが「これはナイショのことだけど」と聞いたので、そこから自分のイメージを連想させて…「オルゴール」を描きました。

 

中の目次絵も、さまざまなオルゴールが登場しています。

 

 

私の頭の中では『ラ・カンパネラ』が鳴り響いています♪

(魅了されたフジコ・ヘミングさんの演奏で…)

 

 

人生には、いろいろなことがあるけれど

 

音が弱ってきたら

 

オルゴールのネジを巻き直そう

 

 

栞 第7号が発行されました

「栞」の表紙絵を描かせていただきました。

なんと十周年です!

今回からリニューアルということで、どんなデザインがいいか、あれこれ考えました。

栞という言葉の響きや意味から、私は植物を連想したので、ずーっと表紙にお花を描き入れています。

メインは「木靴」です。

オランダの伝統的なヒンデローペンでペイントされた木靴。その中に、ペチュニアのお花を飾りました。

あとタイトルは、ヨーロッパの鉄の看板風に描きました。

 

表紙から裏表紙までぐるりと色を付けてます。

 帯が巻かれているイメージです。

中のイラストも木靴を描いてます。

 

「栞」の作家さんは、皆それぞれ活躍されていて、素晴らしい。児童文学のプロ集団です。

 

10周年…本当に継続は力なりです。

三鷹市で個展

「星と森と絵本の家」

9月19日から11月19日までの2ヶ月間、三鷹市 星と森と絵本の家 回廊ギャラリーで個展をしています。

優秀賞をいただき、ありがとうございました。

 

絵本「ながれぼしにおねがい」の全15ページの原画。文章を順番にたどっていくと、一冊分読めますよ。(画材:アクリル)

 

自由展示コーナーは、「はんぺん」の原画。消えつつある江戸の伝統を 描き残そうと思いました。

 

 

★ここは、「国立天文台」の敷地内にあり、歩いているだけで癒される空間です。大きく息を吸うと、宇宙のパワーが身体じゅう みなぎります。

江戸時代から続く本物のはんぺんは、サメ肉100%の手作りで、弾力性があり美味です。スーパーなどで売られているものは、ふくらし粉や添加物など使って似せて作られているのです。

サメのはんぺんは、とても手間がかかり、受け継ぐ人がほとんどいなくなってきました。

しかし現在でも頑固に「サメ肉100%」を守って作り続けている小さなお店が、西東京市にあります。このお店を取材しました。(画材:筆ペン)

たくさんの方々に観ていただき、感謝いたします。


大地の芸術祭2018は、すごい

越後妻有アート トリエンナーレ HP

3年に一度の大きな国際芸術祭です。

 

今年も「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」の制作手伝いをしました。

今年は、すごい巨大なマムシが出現~!

マムシの中に入ってみたら・・・

田島征三さんと仲間の協力が ひとつになって完成した 壮大な創作です。

私は、美術館の地図を創作しました。

大きなドアの廃材を利用。


何度か泊りがけで鉢集落に出かけ、制作。

真夏の熱気のこもった体育館で、フラフラになりながら、ようやく完成!

 

征三さんの似顔絵をさがしてみてね。

 

最後に…「みんなありがとう!!」と感謝の気持ちをこっそり書き加えました。


絵本原画展「つきとすっぽん」

三鷹市 星と森と絵本の森

第4回 回廊ギャラリー絵本原画公募で優秀賞を受賞した絵本の原画が展示されています。

H30年2月14日(水)~4月23日(月)

 

小泉由子(こいずみゆうこ)

 「つきとすっぽん」

 

 全ページ展示で、お話も付けています。

順番に読んでくださいね。

 

星と森と絵本の家 HP ・ アクセス

http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/

 

 

自由展示コーナーでは

「わらいたくないワライカワセミ」

の絵本原画も5枚展示しています。

 

この作品は、トレーシングペーパーや透明フィルムを何枚か重ねて描いてるのです。「原画」の秘密を紹介しています。


美術館で展示!

「世界を変える美しい本」板橋区立美術館

イタリアのボローニャブックフェアで、偶然手に取った一冊の本に 魅了されました。

シルクスクリーンの手づくりの本。

インクのにおい、重厚感…

 

 その夏、縁あって、この本を作ったタラブックスのギータ・ウォルフさんの指導を受けられることになりました。

 

 

なんと!

この展覧会で、その時制作した私たちの作品も展示されているのです。

板橋区立美術館のガラスケースの中に…。

タラブックスの本たちと一緒に展示されるなんて感激です。
皆様に感謝します。

 

私を変えた美しい本 →blog

 

 


ひまわり畑の表紙

「栞しおり」の表紙絵を描きました。

この本には、児童文学者たちのステキなお話が詰まっていますよ。

 

絵は、昨年旅行した 佐渡島のひまわり畑が モデル。

 ひまわりは、見ているだけで 元気になれる花です。

 

光に向かって 咲き誇る 向日葵のように、

誰かに、元気を 与えてあげられたら・・・

誰かに、勇気を 与えてあげられたら・・・

あなたが、笑顔に なってくれたら・・・

 

思いを込めながら 描きました。


紙芝居出版しました!

童心社・2017年度定期刊行紙芝居6月号

 

「こわがりつばめのピッピ」
こいずみゆうこ 脚本
福田岩緖 絵

 

なかなか飛べないピッピは、勇気を奮い立たせ、自らの力で困難に立ち向かっていきます。

 

*******
私の紙芝居脚本家デビュー作品です。

紙芝居を作り始めて10年。

童心社で直接作品を見てもらうようになってから、8年がたちました。

たくさんの作品がボツになり…繋がりが途絶え…偶然の出会いから…また学び…

長い年月かかりましたが、やっと出版できて、感激です。

 

ピッピのように、あきらめず、何度も立ち向かっていけば、高い山も乗り越えられるのですね。
どうぞよろしくお願いいたします。

童心社HPから 少し「立ち読み」できます
http://www.doshinsha.co.jp/search/info.

 

 amazonでも取扱しています

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/

 

 

「呉かみしばいのつどい」で紹介していただきました!

https://blog.goo.ne.jp/brookieandherlamb/e/d2c93856e1b636c5ee735e851432a1f8

 


八ヶ岳で展示してます

今年も審査が通り、八ヶ岳のえほん村で、

絵本原画を展示させていただいています。

 7名のチャレンジ絵本作家

2017年3月18日~5月8日まで

 えほん村 http://ehonmura.jp/


手づくり絵本の会40周年記念展

20年位前、「領家手づくり絵本の会」と出会いました。

 

この会は、なんと40年も活動が続いているのです。本当にすごい!

 

40年間の様々な活動が、展示されます。

特に、共同制作の版画でつくった民話絵本は、見ごたえあります。

 

2017年3月16日~19日

浦和パルコ 9階「コムナーレ」

 

旧会員ですが、私の作品も展示されます。


第四銀行でロビー展

第四銀行六日町支店にて

 「わらいたくないワライカワセミ」

の絵を全16枚、10月17日から 1カ月半展示させていただいています。

 

 第四銀行六日町支店 店舗案内


東京国際ブックフェア終わりました

私の絵本、たくさんの方々に手にとって読んでいただいて、感謝しています。

 

どうもありがとうございました!

 

初日の開会式には、秋篠宮様、紀子様がいらっしゃって、会場をまわられていました。。。

幸せな気持ちになります。感動です!


東京国際ブックフェアに出展

2016年9月23日~25日(10時~18時)

東京国際ブックフェアに出展します。

 

場所:東京ビックサイト 西館 児童書フェア9-3

「クリエーターズファクトリー」

 

今回、仲間たちとブースを構えます。

展示販売は、初めてで、どうなることか…

ワクワクドキドキ❤

 

よろしくお願いいたします。


レストランに絵本

JR浦佐駅前(新潟)の 大きなレストラン「小玉屋」さんに、私の絵本が3冊あります。

社長と奥様のご厚意で、待合室に置かせていただくことになったのです。

 

そして、絵本の絵を ポストカードにして、展示しています(ミニギャラリー)

 

「小玉屋」さん、メニューが豊富で、お料理おいしいですよ。

http://kodamaya.exblog.jp (小玉屋)


当初 ポストカードは、展示のみだったのですが・・・

数人のお客さまから「買いたい!」との声があり、急遽、作りました!

ありがとうございます♡

 

売り上げは、すべて「糸魚川大火救援募金」に寄付することにしました。


「絵本のための原画展」えほん村

「絵本のための原画展」~チャレンジ絵本作家さん~

2016年3月18日~5月9日

 

えほん村(山梨県北杜市小淵沢町)

http://ehonmura.jp/

 

原画展に参加しています。

 

これは、事前審査を通過した人が、絵本出版社の編集者に、直接売り込みできるという貴重な企画です。

 


りんどうの花…空想が現実に

児童文学者の力作が詰まった「栞しおり」4号が発行。

私は、この本の表紙を 描きました。

 

モチーフは、秋発行ということで・・・

昨年 訪れ、すごく感動した景色…十日町にある棚田。

そして、それに合う秋の花を考え、可憐で凛と咲くリンドウを入れました。

実際に見た風景の中に、想像してリンドウの花を、描いたのです。

**********

 

秋、ひと山越えて、十日町へお出掛け。

 

十日町の集落に着いたら・・・

なんと、目の前に、紫色のリンドウの花がいっぱい!

しかも、私が描いたのと同じ「ササリンドウ」。

ずっと昔から、この地に 自生していたんだ。

 

リンドウは、品種改良されて、世界で500種類ぐらいあるそうだ。

「ササリンドウ」は、その中のひとつ。 リンドウの原種です。

 

十日町に咲く野生のササリンドウ。

 うわぁ~、空想の世界が、現実になっている…

 


図書館に入ってました!

「矢祭もったいない図書館手づくり絵本コンクール」で最優秀賞をいただいた作品「わらいたくないワライカワセミ」が、絵本になりました。

 

そして今日、南魚沼市図書館に行ってみたら・・・貸出中になっていました!

 

どなたか、私の絵本を借りてくれたのですね。

うれしくなりました。

たくさんの子どもたちに見てもらえたら、いいな~

 

福島県 矢祭教育委員会

Tel. 0247-46-2202

 

矢祭もったいない図書館

http://www.mottainai-toshokan.com/

 

 


大地の芸術祭2015

3年に一度の「越後妻有 大地の芸術祭」が始まりましたー!

 

私は「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」で、制作のお手伝いをしましたよ。

廃校をまるごと絵本に仕立てた、壮大な作品です。

田島征三さんと、たくさんの方の力が合わさって出来た 感動的な美術館。

 

★絵本と木の実の美術館のHP


水平の虹 circumhorizontal arc

突然 まばゆい光が、目の前に 飛び込んできました!

 

それは、一年前から見たいと 思い続けていた 環水平アーク!

幾つもの偶然が重なった時にだけ 現れる 真っ直ぐな虹です。

 

昨年、この辺で珍しい虹が出た と聞いてから、憧れてました♡

だけど、いつ、どこに出るのかも分からず、空ばかり見ていました。

 

昨日は、珍しく 澄んだ青空。

買い物帰り、ふと 空を見上げたのです。

 

そしたら…やっと、出会えた!

 

七色の光は、はかなく消えゆき・・・

わずか数分だけど、私にとっては、何かが変わってしまうほど、感銘を受けた瞬間。

 

見たいと思って、探し続けていれば、願いは 叶うんだな~。

人生も、 きっと、同じかもね!


遅いけど早春 My way

4月も後半にさしかかり、

雪が少し解けて、ようやく緑が 芽吹き始めました。

鳥たちは 大空を飛び交い、眠っていた虫たちも 蠢きだしたようです。

 

世間から見ると、遅いかもしれないけれど、必ず春は やって来るのです。

 

街には 街のリズム

山には 山のリズム

があるように・・・

 

何にも惑わされず、自分のリズムで、歩いていけたらいいのにね。


After Bologna Children's Book Fair 2015

イタリア・ボローニャブックフェアの私たちのブースへ

たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。

メンバーの皆様にも感謝します!!

 

Thank you for visited our booth at Bologna Book Fair.

 

Creators Factory International, Japan



Bologna Children's Book Fair 2015

イタリアのボローニャブックフェアーは、世界で唯一の児童書専門の 国際見本市です。ここは世界中の出版社がたくさん集まり、企業同士で版権の売買が行われる 商取引の場です。

 

本来はそうなのですが、個人のイラストレーターにも時間をさいてくれる出版社がほんの少しだけあります。

 

2年前、私は 絵本原画を抱え 売り込みに、単身この場へ 乗り込みました!

だけど…会場では様々な言語が 活発に飛び交い、世界は とてつもなく 大きく感じ、茫然自失。

ひとりきりで臨む 小ささを実感しました。

 

ひとりでのボローニャ行きは不安だったけど、自分自身の目で見た世界は 本物で、そこでの出会いは、貴重な経験となりました。

 

なんと今年は、そこで出会った方たちと、ブースを構え、出展することとなりました! (3/30~4/2)

今まで、出版社ブースを回っては 断られの繰り返しでしたが、出版社の方々に 自分達のブースに来てもらうという 逆転の発想は、すごいなと思います。

 

 

Bologna Children’s Book Fair is fast approaching: from March 30th to April 2nd ,2015

http://www.bookfair.bolognafiere.

 

We’ll exhibit there.

 

Creators Factory International

Pad.29    Stand A/37

 

Creators Factory is a group of Illustrators.

Come visit us at the booth.

 

ボローニャブックフェアー「クリエーターズ ファクトリー 」にどうぞお越しください。



雪の白    White of snow

ようやく 吹雪がおさまりました。

 

ひとつの制作が終わり、ほっとして、これからまた次の作業です。ひとつ ひとつ…

だけど、時間は待ってはくれません。

いつも描くスピードが遅くて。。。

 

外出もままならず、毎日 窓から、降り続く雪を 眺めていました。

外は真っ白。

白黒の世界。

色の無い世界。

 

そんな白一色を、ずっと見ていると・・・

色が変わっていくのを感じるのです。

時間の経過とともに、青くなったり、クリーム色になったり、グレーがかったり、オレンジに光ったり…

幾千もの色をもつ 雪の白。

 

雪の白、なんて 豊な色でしょう!!


雪国から  Website

雪国に暮らしてから、初めての冬を迎えています。

窓を開けると、すべてが雪の中に埋もれ、白銀の世界が広がっています。

3mの雪の下では、生き物たちが じっと春の訪れを待っていることでしょう。

 

初めて ホームページを作ってみました。

埋もれていた 私の作品たちを、少しずつ 外の世界に出してみたいと思います。

 

どうぞよろしくお願いいたします。